絵日記 4/17

顔のパーツを作った。
輪郭を黒の筆ペンで縁どりした後に、少し余白を残すようにして切り取る。

これがすごくいい感じになった。
コピックの発色の良さと相性がいいのか、一つの世界観のようなものがハッキリ出ている感じがする。

シールのようなおもちゃっぽいテイストを面白いと思う一方で、これを全体として合わせた時に安っぽい感じになってしまわないといいなと思う。

水彩で試し塗りをしてみる。
水彩は使い方が全然分からない。経験値が圧倒的に足りないんだと思う。
時間が経ってなじんだ状態がどうなるのか、塗ってすぐの状態だと全く予測がつかない。

使い慣れたアクリル絵具とどう違うのか考えてみても、なかなか参考にならなかった。
アクリル絵具は何度も塗り重ねが利くので、失敗しても手間はかかるが、後戻りはできる。

少し水彩を練習した方がいいかもしれない。

前々から何とかした方がいいと思っていた。

サンポーの記事用にたまたま撮ったこのポールだが、このテントウムシのがすごくかっこいいと思ったので、これをモチーフに練習してみようと思う。

今回は、回り道ばっかりしている。
そもそもこのタコだって、練習用だったはずだ。

その他に型紙を作ったりした。作業自体は進んでいる。

こっちも同時に進めていこう。今日はここまで。

絵日記 4/16

どうも進まない。
何か原因がありそうなので、少し立ち止まって考える。

「好きで絵を描いているのだから、塗り過ぎなかったり、はみ出したりしてもあまり気にせず、心が軽くなるようなものを描きたいと思っていた。

14日の日記で書いたことである。これが当初やりたいことだったはず。

もう少し実際のプロセスに落とし込んで考えてみると、「余白や画材の種類にこだわらない、背景も長方形である必要はない、偶発性すらも絵のなかに取り込んだ、できるだけ制限のない絵。何でもありで、自由な絵を描きたい」ということかもしれない。


目の前にある描きかけの絵たちを眺める。
どうもこのやり方と相性がよくない気がしてきた。

いま描こうとしている絵は、どちらかというと、設計図のような下描きを、イメージ通りに仕上げていくことに注力することになるはず。
だから、出発点である形に関しては自由かもしれないが、それ以降はむしろ制限通りに進めていくことが重要視されているのではないか。

「こういう描き方をしたい」と思った方向と、割りと反対である。

もう一つ懸念がある。
画材の種類にこだわらないというのは、コピックをメインに使っていた昔の描き方や、水彩絵の具を絵の中に取り入れたい、という思いがある。

とはいえ、昔の描き方を忘れている。水彩絵の具に至っては使い方がまだよく分からない。
この状態で無理やり描き進めていても、失敗するに違いない。

ということで、先ずは練習用の絵を1枚別に描いてみることにした。

ここにタコの絵がある。
少し前に描いてみて、良さそうだったのでストックしてあったもの。
コピックで細かく塗るにはちょうど良さそうだし、水彩で面的に描いてみたいところも浮かんでいる。これを練習台にしようと思う。

下描きを少し修正する。
足が窮屈だったので、紙を足して伸ばす。バレリーナのよう。

形をトレースして色を塗る。

コピックの匂いが懐かしい。
タイで働いていたころ、仕事終わりにアパートの机で絵を描いていた時を思い出す。

色のイメージは合っていて、しばらくはこのまま進めていけそう。
今日はここまで。

絵日記 4/14


絵を描いている時、自分が何を考えているかあまり覚えていないことが多い。
どうやって最初のイメージが浮かんできて、どうやって出来上がっていったのかという経緯を殆ど忘れている。

一度、記録してみることにした。

人それぞれ絵の描き方はあるはずだが、自分の場合は鉛筆で下描きをする工程と、色を塗る工程がはっきり分かれていて、感覚的には使う頭が全く違う。

少し前に、色を塗って1点完成させたばかりだが、下描きは久しくやっていなかったので、先ずは鉛筆で自由に形を描いて感覚を取り戻す。

上の2枚よりも下の2枚の方がぎこちなさが取れて、鉛筆で形を描く感覚を取り戻してきた感じがする。
2枚目の右側を描いているうちに、怪獣が描きたくなってきた。

最近はずっと説得力のようなものにこだわりすぎて、しんどかった。
好きで絵を描いているのだから、塗り過ぎなかったり、はみ出したりしてもあまり気にせず、心が軽くなるようなものを描きたいと思っていた。

もう少し大きい紙に描き直す。これはすごくいい感じだ。
ここまで上手く行ったのは久しぶりかもしれない。
怪獣の生々しい部分と幾何学的な形の面白さが上手く融合できそう。色塗りのイメージも自然に浮かんでくる。背景を黒にして、金の文字を入れてみたい。

とりあえず、ストックすることにした。

ひょろひょろだけど、これもまあいい感じ。1枚目に比べると少し弱い気がする。
背景でシルエットを強調するといいかもしれない。

上2枚は割りと線的だったので、もう少し面的なものを描きたいと思った。
頭を2つ作って、獅子舞のような民族的な感じになりそうか。

怪獣に1番振り切った形。これもだいぶいい感じ。
怪獣一辺倒になってしまうとつまらないので、どこかでちゃんとファンタジー感のある楽しい絵にしたい。

今日はここまで。

絵日記 4/15

昨日描いた4枚の絵を少しずつ進めてみようと思う。
全体がある程度煮詰まってきたら、どれか1枚に絞って仕上げていくことにする。多分。

1枚目。これはあまり進んでいない。
下描き段階で上手く行ってしまうと、失敗するのを恐れて進めていくのが少し怖くなる。

2枚目。
何となく形だけを追っていた状態から少し世界観が出てきた。
頭部と尾の辺りを少し細かく描き込んだ。
今のところ、貴族然とした生き物が見回りをしているような世界観だ。

3枚目。
これは候補から外すかもしれないなと思いながも描き進めていたら、思いのほかいい感じになってきた。
足をたくさんつけて、左の顔にトサカをつけたら謎のパレード感が出る。これは化けるかもしれない。

4枚目。
こちらもあまり進まず。尾の部分の先端を細くして、ギザギザを付けてみた。
カッターで切るのが大変そう。


今日はここまで。

ひとりごと街灯図鑑(成城編)

この記事もどきは、Webメディア・サンポーに記載していただいている、世田谷区街灯図鑑のどうでもいい裏話や、使われなかった画像を適当に、とても適当にだらだらと紹介するコーナーです。

特に面白いことも言っていないので、暇すぎて危うく鼻毛の数を思わず数えそうになった時などに読んで下さい。では早速。

街灯図鑑の5回目となる今回は、成城を中心に回ってきました。

成城は謎多きエリアでした。

あと、とても疲れました。

前々回はターゲットの商店街がでかすぎて2ヶ所しか回れず、前回に至っては2ヶ所しか回れなかった上に、あまりにも愉快なところだったため、昼夜2回に分けるという暴挙に出た結果、なんと3回で4カ所しか回れないという体たらく。

遅々として進まない街灯巡りを何とかすべく、今回は少し多めに回ったろ!という使命感に燃え、5ヶ所を歩いてみたのですが、とても疲れた。

13時前にはスタートの仙川駅に着き、駅前に見たことのない規模のクイーンズ伊勢丹を見つけ、感動してコーヒー牛乳などを物色し、最後の喜多見から成城学園に戻るころには、17時前になっていました。
最後にさんまの風味がするまぜそばを食べるなどしました。まあそれはいいや。


記事では、調布市の商店街として「若仙会」を挙げていますが、実はその前にもう一つ商店街がありました。

旗には、「ハーモニータウン仙川」の文字が。上の長方形のパネルのようなものが街灯でしょう。角度がついていて面白いです。

改めて見ると、かなり個性的な街灯だよなあ。
近未来のにおいがします。

記事であまり紹介すると、調布市の街灯図鑑になってしまうし、後ろに5件も控えているので、散策は諦めて戻ってきました。

成城通りで見つけたテニスコートの風見鶏です。

風見鶏って屋根の上でくるくる回っているイメージなんですが、こんなフェンスの上にぶっ刺さってるなんて。

これは成城通りの全景っぽいものを撮りたかったものの、使い道がなかったので切った写真です。
記事にも書きましたが、成城通りは車がびゅんびゅん走っていて、本気で恐かったです。

街灯に取り付けられたカーブミラー。
やたら小さかったので撮りました。

最近、街灯が柱として何かに使われているところを拾い集めています。

ミュータン灯疑惑のある街灯。

ミュータン灯は、何らかの理由で、街灯のランプの部分などが取り替えられ、もとの姿とは微妙にデザインが変わってしまった街灯です。

街灯の底にある白いフタの部分が妙に目立ちすぎています。
が、ちょっと分かりにくいのでボツにしました。

これも疑惑のミュータン灯判定。

街灯全体の透明度が低いというか、黒く濁り過ぎている気がしました。
が、先ほどのミュータン灯よりも、もっと分かりにくいので、未使用。

成城学園前から喜多見に向かう途中。

線路沿いを一本道かと思いきや、険しい坂があったり、川を渡ったりでなかなかアドベンチャーに満ち溢れていました。

ここだけを歩いても何か面白いものが書けそうなくらい。

これは線路ですが、細かい横線のテクスチャがたくさん入っています。

この左側が記事で「神殿」と言い張ったトンネル(?)なんですね。

やたら意匠に凝っている。

喜多見駅の近くでもう一カ所、別の街灯を見つけました。
こっちは、狛江市の商店街です。

やっぱりプレートには商店街の名前を書くのがデフォルトだと思うんですよ。
あの「成城」プレートは何だったのか。

以上です。ありがとうございました。

むしろ本編の方をよろしくお願いします。

https://sanpoo.jp/article/gaitou-zukan-setagayaku5/

世界一のゆたか通り

【前回までのあらすじ】(※茶番につき読み飛ばしても大丈夫です)

街灯ハンター・王田土人は、街に繰り出しては手当たり次第に街灯を撮りまくっていた。その姿はまるで飢えた肉食獣のよう。目は血走り、何かに憑かれたような狂気を宿していた…。アジト(自宅)に戻って画像を漁り、地味な編集作業などをしていると、彼はとんでもない街灯を見つけてしまった。「コ…コイツはッ!!」王田は胸が高鳴るのを感じた。「 俺はコイツをブログの大オチに据えて…この腐った世界を変えてやるんだッ…!!」心の中で快哉を叫ぶ王田。しかし運命とはかくも残酷なもの、予想外の事態が彼を襲ったのである。「何だこれはッ!?数が多すぎるぞ!」そう。彼がハントした画像はどれも大層フォトジェニックなものばかり。その中から何枚かを選び抜くことなど到底不可能だったのである。逸る気持ちを抑え、王田は必死に頭を回転させる。やがて、一つの妙案が去来した。それは大量の画像を大オチとして使うのではなく、一つの独立した記事として書くことだった。やるしかないのかッ…額を伝う一筋の汗。空は既に白み始めている。残された時間は多くない。王田は瞑目し、呼吸を整えると、一心不乱にキーボードを叩くのであった…


要するに、前回(http://tsuchihito.com/2019/05/02/誘う街灯/)の最後に持ってこようと思った街灯があったけど、余りにも愉快な画像が多すぎたので、いっそ独立させて記事にしましたよっていう。

とはいえ、前回の街灯たちも十分個性豊かだったと思うんですよ。
ちょっとおさらいしてみましょう。


この辺ですね。

色合いが変わっているもの、ランプのデザインが変わっているもの、通りの名前が面白いものなど、面白さの中にも色々な方向があったと思います。

しかし、今回のはこんなもんじゃないんですよ。街灯の概念がちょっとゆらぎます。



では、早速見てましょう。











人!?

人が乗ってるんですよ。人ですよ!人!

hito!!!






男の子もいるぜっ☆

男女同権の時代ですからね。

スズランの形を模した街灯はありましたが、これはちょっと…もうそういう次元ではないですね。一段違うゾーンに突入しています。祝!!街灯新時代。
この街灯は、柱の上に人が乗っかっていて、その人が持っている提灯が街灯であるという構造になっています。つまり、街灯を柱の部分とランプの部分に分けて捉えているんです。
ランプと柱の間に人をかませることによって、「街灯が何かの形をしていなければならない」という制約から自由になったんです。

これの何が凄いかというと、もう何でもかんでも街灯の一部としてねじ込めるんです。

街灯を持たせさえすればね。

ミミズだって、オケラだって、ゴライアスバードイーターだって~♪ みんなみんな街灯なんだ自由なんだ~♪
もっと言えば、別に持っていなくたって、頭に乗っけていたって、意味ありげに懐に忍ばせていたっていいんです。何でもアリです。
ほら、ちょっと街灯の概念が拡がった気がするでしょ。祝!!街灯新時代。


そう言えば、街灯ハンターとして名を馳せる王田土人さんはこんなことを言っています。

『街灯はやっぱり、並んでいる姿にこそ真髄があるんですよ。』

なるほどねぇ。並んでいる姿かぁ。いやぁ。王田さんはさすが、いいこと言いますねぇ。きっと爽やかでいい匂いがするイケメンなんだろうなぁ。

ということで、並んでいる景色も見てみましょう。









シュール。





商店街を見つける時って、公園と違って正面からぶつかることが多いんですよ。
今回もいきなりこいつと正面衝突をしたんです。これを見せられた日には、「おうおうおう。何やら愉快なのが出てきたぞ!」と否応なしに胸が高まるじゃないですか!

しかも、この提灯を持った男女2人組、入り口用の派手なやつで他は普通だと思ったんです(この辺は、前回の街灯回で書いたところです。街灯のボスですね)。そしたら、なんと全部がこの特別仕様だったっていう。

コイツら…全員スライムナイトだったのか!

すいません。前回のネタです。

いやあ凄いもんに出会っちまったなあと楽しい気持ちになっていたんですが、そう言えば、この商店街、名前をまだ知らないぞと思ったんです。
商店街の名前って実は、どこに書いてあるかあまり統一されていなくて、見つけられない場合もあるんですよ。どこかに書いてあるといいなあ…と思っていたら、





ありましたぜ。キシシシシ。
「ゆたか通り」というみたいですぜ。

あれ…反対側の街灯にも何か書いてあるぞ。






世界一の商店街!


異論の余地はないでしょう。少なくとも私は全くないです。アンタが大将!

さて。柱の側面にも何か書いてありましたね。ちょっと見てみましょう。



いろんな世界一が書いてある!

察するに、我々「ゆたか通り」は商店街というフィールドにおいては世界一。なればこそ、我々と比肩する存在であるところの「世界一の○○」も、あまねくこの世に知らしめるべきではなかろうか。それこそ商店街の頂点に君臨する我々の責務ではなかろうか。
そういった気概が感じ取れますね。いやぁ志が高い!


ていうかダチョウさん、5km先まで見えるってヤバくないか!

いや待てよ。5km先まで見えるのが重要ではなく、5km先にある「何が見えるか」が重要なのではないか。現に我々だって5kmにスカイツリーがあったら、それはやっぱり見えるではないか。そうだそうだ!富士山だって、空気が澄んでいれば東京から見えるではないか!だとすると、真に称賛すべきはダチョウさんではなくてスカイツリーではないのか。
詭弁はさておき、私、タイに住んでいたんですが、タイ人が「バンコク」のことを「クルンテープ」というのは本当です。

世界一の商店街を名乗るのは伊達ではなく、全方位に気合が入ってるんですよ。
ちょっと男の子にも注目してみましょう。






あ!服が違う!

ちゃんと数えてはいませんが、少なくとも5種類はいたはず。スライムナイトだけじゃなく、メタルライダーまで完備といった趣ですね。ドラクエから離れろ
反対側を向いてる男の子もいるんですよ。






これ、家に住んでる人と思いっきり目が合うんじゃ…

と思ったら、男の子は照れ屋さんなのか、ちょっと伏し目がちですね。にしても、バリエーションが豊かだなぁ。

となると、女の子にもバリエーションがあるのかと思いますよね。しかし、血眼になって探してみても女の子は一種類だけでした。かわいそうだったので、正面からもう一枚撮ってあげました。





あ、提灯が顔にかぶっちった!


でも、楽しそうにピースしてるからいいか!
なんてことをやりながら、世界一の商店街・ゆたか通り氏とキャッキャウフフとじゃれ合っていたんですよ。で、あまりにも満喫し過ぎてしまったので、

「あれ?そう言えば、全体の写真って撮ったっけ?」

と、記憶が曖昧になってきたんです。トランス状態というやつですね。いや、多分撮ってなかったよな。家に帰って写真が無かったら悲惨だし、一応撮っとくか!と、もう1枚撮ったんですよ。(いやフォルダ確認すれば済むやん。)

そんなこんなで、保険で撮ったのがこれなんですが…










ん??





いま何か、とんでもないものが写っていたような…
ちょっと拡大してみましょう。











別アングルでもう1枚どうぞ。









さらに男の子もどうぞ。










えらいこっちゃ。


恐れ入りました。マジでぶっ飛ばされましたよ。こんな隠し玉を持っていたんですね。
もはや説明は蛇足だと思いますが、あえて一つだけ言わせてください。

お腹に敷いている白いクッションがツボなんです。

確かにこのクッションがないと、女(男)の子が柱に突き刺さっているように見えてしまって、一層スプラッター風味が増すような。それはそれでちょっと見てみたい気もするんですが。

そこで、この謎のホワイトクッションを敷くことによって、この子たちの衝撃を緩和しているという寸法ですね。この辺に作り手の意図というか、配慮が感じられて、それがこの街灯(もはや街灯かも怪しい)により奥行きを出して、チャーミングにしていると思うんです。

しかもこのクッション、「コレ」用に適当に取ってつけたものではないんです。商店街の入り口に立っている2人は、ちゃんとこのクッションの上に立っているんですよ!(3枚目の全景の写真を見てみてください)



ところで、この2人って一体何者なんでしょうか。和服を着た愛らしい外見ながら、大空にトリップしてもピースを忘れないほど肝の据わった男の子と女の子。何か由来があるに違いありません…
と思っていたら、ズバリ!答えてくれました!









Oh君 と はらちゃま

なんでOh君だけアルファベットなんだよ!
こういうところマジで愛おしい。

書いてある文章をちゃんと読んでみましょう。なに!世界一の商店街たる所以が反対側の街路灯に書いてあるとな!?(ここ、街灯ではなく、街「路」灯と書いてあって地味に感動しました)
これは反対側を見てみない訳にはいかないぞ。








ん、何か分かったような分かんないような。

後ろに年季の入った看板もあります。これも見てみましょう。





右上の妙に存在感を放つはらちゃまはさておき…

Oh君とはらちゃまの偉業について書かれていますね。要約すると…
 「村の人たちを困らせる夜の暗さを何とかしてください」と世衣良姫(せいらひめ)が大原不動に祈ったら、Oh君とはらちゃまが月から現れて、豊かな光に包まれたからみんな Happy たぜ!Hey!踊ろうぜ!ル〇ァンパーティーだ!
 みたいなことらしいですよ。大原不動尊はというのはどうも近くにあるみたいなんですが…

世衣良姫って誰やねん!


というか、2人の名前や商店街の由来が書いてある辺りから察するに、どうやらこっちが入り口だったらしいです。駅から歩いてくると、こちら側が出口になります。ということで、ゆたか通り、ここで終わりです。
いやぁ、世界一の名に恥じない、ゆたか通りを全身で浴びちまったなあ。

果たしてこの先、こんな怪物を超える街灯に会えるんでしょうか。


ゆたか通りには結局、3回くらい通ったんですが、行く度に新しい発見がありました。というか、行く度に新しい衝撃で頭をぶん殴られました。もうほんと観光名所になってほしいくらい。マジパンクだぜ!ル○ァンパーティーだぜ!

最後に、ここで紹介し切れなかった画像をまとめて載せておきます。では皆さん、ごきげんよう。



誘う街灯




いやぁ、街灯っていいも

んですね!





今回は街灯について語る回です。



前々から、街灯には何となく惹かれておりまして、佇まいからしてちょっとアール・デコの匂い、大正デモクラシイのカヲリがするじゃないですか。


それでまあ最近、仕事場まで自転車通勤をするようになったんですけど、これが結構な距離でございまして、労働から解放されると、


俺は自由だーーー!


とばかりに寄り道に寄り道を重ね、そしてまた寄り道を重ね、十二単衣のごとく寄り道を重ねまくって、青春を謳歌しているんですよ。

といっても、野放図に寄り道の限りを尽くすと一生家に帰れなくなってしまうので、おっと、ここを曲がってみようぜ!みたいな気分にさせる何かを足掛かりにして、道を逸れて行くわけです(変な看板とか、知らないスーパーとか、公園とか)。

その中でも、かなりの確率で街灯に吸い寄せられている自分に気づいて、本格的に街灯を意識するようになってきて…








あれ!?私、この人

のこと好きかも///




てな具合で。



いやしかしですね…
そんならお前は街灯ならなんでもいいんか!この節操なし!というと、これがまたそうでもなくて、街灯の中でもちょっと「ヘンなやつ」がおりまして、デコってあるやつ、メルヘンの空気をまとっているやつがいるんですよ。それがなかなかいとをかしというか、あはれなりというか、らうたげなりというかでして…

で、そいつらこそ、商店街の街灯なんですよ。お巡りさんこいつです。

街灯に詳しく都市計画の専門家であられる google 大学の Wikipedia 博士によると、そういうデザイン性の高い街灯は、街「路」灯というらしいんですよ。


路ですよ路!路!


この一文字の存在によって街灯のデザイン性が上がりまくりです。
オシャレな街灯は路で決めろ!皆さん、覚えておきましょう!









路!


さて、そろそろ身体が街灯を欲してきた頃合いだと思われるので、ここらでちょっとステキな街路灯のテンプレを見てみましょうネ。






この辺がテンプレです。



ライトの部分が2つ、道路の方を向いていて、色は白系と黒系が多いです。よーく見るとライトのカバー部分に模様が入っていたりして、テンプレながらもちょっとずつ違っていてこれだけでも十分面白いんですが、


世の中には個性豊かな街灯がたくさんありまして…

やはりこれからは「個」の時代だと思うんですよ。
街灯にも抗しがたい個人主義の波が押し寄せてきて、1つ1つの街灯が自分に合ったライフスタイルというかランプスタイルというかを模索する時代に突入したとかしてないとかで、とにかく街でハンティングした街灯の中から味わい深いものを「街灯コレクション2019・春 ~令和の風に乗せて~」と題しまして、少し載せてみようと思います。



先ずはこれ。





簡素!!



そっけない感じがたまらなくないですか。ランプの数が一つなんですよ。このパターンは意外とレアキャラでして、ちょっと、頼りない、心もとない感じが逆にそそられます(謎)。夜になって明かりがぼうっと灯ると、妖しさがより深まって、知らない世界へと誘い込んできそうです。



ではエントリーNo.2!





レトロですね。デザインもさることながら、ペタッとした優しい色味がモダーンなあの頃を思い出させます。



ところで…



文化モードって何だよ!

察するに、アレですね。モードが複数ある。つまり変身するんですよ。
で、この時は「文化モード」っていうモードだったんですよ。きっと曜日とか時間とか混雑状況とかその日の気分とかでモードを変えてきよるんすよ。いや強敵だぞこれは。

例えば、文化の対義語である(らしい)ところの「自然モード」みたいなのもあって、夕暮れ時とかになると、可憐にあしらわれているチューリップがもう野生をむき出しにしてビオランテの如く暴れ狂ったりするんですよ。買い物客のカゴから豚肩ロース300gとかをすっと引き抜いてべろんと丸飲みしたりするんですよ。いや強敵だぞこれは。




さて、植物つながりでもう1つ







すずらん?


これ初めて見た時にビックリしました。
街灯って自由だなぁ!って。

どちらかというと、街灯はランプの形や数が変わってるとか、柱の色が変わってるとか、そういうので個性が出ると思っていたんです。でも、柱の上にズバリ「そのもの」を乗っけてやろうっていう前衛的な奴がたまにいるんですよ。こういう過激派は大体面白いです。


では、次!どんどん行きましょう。









これまた何とも…



別の意味で攻めているというか。近未来的というか何というか。
ちょっと SF 映画に出てきそうな独特のデザインですよね。一昔前の。
いやあ、宇宙の神秘を感じるなぁ。


あ…あと、なんか美味しい今川焼きとか焼けそうですよね!

しかも、安心の3つ体制なので繁忙期にも対応!みたいな。さて、エッジの効いたフォルムもさることながら、



ホッ・・・とすとりーと

これですよ!ホッとすとりーとじゃないんですよ。
ホッ・・・とすとりーとなんですよ。「なかぐろ」が3つですよ。
生半可な「ホッ」ではないですよ。宿命の怨敵と相見えて烈しい死闘を繰り広げた末に、スレスレのところで生き永らえた時の「ホッ・・・」ですよこれは。

いや、もしかしたら、ホッ・トストリートなのかも。
戦後間もない昭和30年台前半…近所には日本文化史を研究しているホッ・トストリートさんが住んでいました。研究もひと段落して祖国へ帰る直前、日本への感謝の気持ちと慣れ親しんだこの地の繁栄を願い、死力を尽くしてこの偉大な商店街をぶっ立てたのかも。
その功績をたたえるべく、なかぐろを2つ増やしてトストリート氏の名を冠した商店街の名前にしたのかも。




とにかく、ホッ・・・と一息ついたところで、最後の一枚行きましょう。







武骨ですね。


大好きなんですこれ。今までハントした街灯の中でどうにもコイツだけ浮いてるんですよ。
街灯のデザインって割りとみんなクネッとしていたり、なよっとしているのが多くて、そこが街灯特有の妖しさを醸していていいところではあるんですけど、コイツだけは違いますね。気骨がありますね。骨太です。


武骨!気骨!骨太!とにかく骨です!骨!





骨!



直線的でどっしりとしたライトが一つという潔いデザインもさることながら、色がまた際立っています。素材感丸出しの素朴な銀と、そして何よりこのオレンジ!
ペタッとしたパステルカラーが多いなかで、このオレンジは力強い。ワイルド!

いやあ、やっぱり骨がありますね!







路!




1枚目に紹介したそっけない街灯が塩対応のアイドルなら、最後のコイツは死に場所を求めて彷徨う武士ですね!





ここまでは単体として街灯を見てきたんですが、それだけでは街灯の魅力を十分語っていないと思うんです。
街灯はやっぱり、並んでいる姿にこそ真髄があるんですよ。


街「路」灯が商店街の一部であることを踏まえて、じゃあ商店街のなかでの街路灯の役割とは何か?と考えみます。もちろん夜道を照らすという役割もあるんですが、「この商店街はここからここまでですよ」と示す役割があるはずなんです。
だから、街灯の本来の姿は単体で1本、ひょろりと突っ立っているのではなくて、幾何学的にずらっと配置されている状態なんですよ。この景色でこそ街灯の真の妖しさが発揮されるわけです。

まあつべこべ言わず、ちょっと見てみましょう。







妖しいでしょ。



奥に向かってランプがずーっと並んでいると、思わずそこに吸い寄せられてしまいますよね(羽虫か!)。何か自分の知らないワンダーランドと繋がっているような感じがします。

この吸い込まれそうな妖しさこそが街灯のキモだと思うんです。



とまあ、街灯の神髄に触れたところで、最後にもう一ネタ。実は街灯には…






ボスがいるんで

すよ。




何のことかというと、先ほど街灯には商店街のテリトリーを示す役割があるんじゃないかと言いました。その役割が最も際立つのはどこかと言うとそれはもちろん、入口(出口)です。
商店街によっては、入り口のところにデカいゲートがあって、それが街灯のボスのごとく買い物客を待ち受けているんです。

では早速、見てみましょう。






この手のボスたちは役割上、商店街の名を冠したプレートを高々と掲揚していることが多いです。みなぎる自信の発露ですね!
普通の街灯がスライムだとすると、かれらは差し詰めスライムナイトといったところでしょうか。後ろに連なるノーマルな街灯とデザインの関連性を探して観察してみると楽しいです。まあ個人的にはむしろ全く関連がないパターンの方がシュールで好きですが


にしても、「油面地蔵通り」って…

よーじやのあぶらとり紙をそっと差し入れたくなるような名前です。



しかし、このボスたちにはさらに独自の進化を遂げたものたちがいて…

次に出てくるのはキングスライムです!









ここまで来ると、もはや街灯ではないですね。


ゲートと呼んだ方がふさわしいでしょう。かなりいい味を出しています。見た目のインパクトは抜群です。

商店街ってそもそも、いで立ちからして日常とは微妙に異なる空間だと思うんですよ。
日常にしれっと溶け込んではいるけど、明らかに普通とは違うエリアですよね。ディズニーランドほど大掛かりで完璧ではないけど、ゆるいテーマパークだと思うんです。この辺は公園とも共通している点で、そこがまた好きなところなんですけど。

で、ゲートに関してはもう完全に異世界の入り口と化しています。ものすごい浮いてます。こんなにメルヘンなものが住宅とか、交通標識とか、提灯とか踏切とかに紛れて、澄まし顔で日常に溶け込もうとしている姿って、何か面白くないですか。


だって、最後の一枚なん

て、鳳凰がいますから!


とまあ、こんな感じで街灯の面白いところをだらだらと書き散らしてきて、実は最後に大オチとして持ってこようとした街灯があったんですが、


それが余りにもぶっ飛び過ぎていて、


これはむしろ、一つの独立した投稿にした方がよいのでは…ということに相成り候へば、次回、まさかの街灯回パート2です!

第一回 激闘!嵐を呼ぶコーヒー牛乳デスマッチ!

前回は、コーヒー牛乳にハマるきっかけとなった白バラコーヒーを紹介して、コーヒー牛乳という表記は、実は使えないということを書きました。

第二回目の今回は、これまで飲んでみたコーヒー牛乳について感想を書いてみるつもりです。

でもその前に、実はまだコーヒー牛乳の定義問題が解決した訳ではありません。
だって、「コーヒー牛乳」という表記は使ってはいけないものの、これを使いなさいというものもない訳です。逆に言えば、「牛乳」という言葉を使わなければ割と何でもアリということです。その証拠に、世に蔓延る「ミルクコーヒー」、「カフェオレ」、「カフェオーレ」、「カフェ・オ・レ」「カフェラテ」、「カフェラッテ」の文字、一体私たちは何を「コーヒー牛乳」と信じて飲めばいいんでしょうか!

ということで、私なりに独自の条件を設けてターゲットを絞ってみることにしました。

実は条件を設定する必要性を感じたのは、もう一つ別の要因もあります。それは・・・

 

 

白バラより美味いコーヒー牛乳を見つけちまったから!

 

 

白バラコーヒーは、私がコーヒー牛乳に目覚めるきっかけとなった飲み物です。そりゃあ多少の補正はかかってるし、白バラよりおいしいコーヒー牛乳を探してみる一方で、でもやっぱり白バラが最高だよねと確信したいという屈折した感情もある訳です。
でもこいつは、飲んだ瞬間にそんな私の心のひだを全部ぶっ飛ばしやがったんです。
「あ、白バラ超えた」と本能的に悟らされてしまいました。

 

それがこのお方です。今のところ最強のコーヒー牛乳です。

 

 

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あつべつミルクコーヒー

 

 

金沢へ旅行した時にたまたま見つけました。
とんでもなく美味かったです。化け物です。

さて、この写真だとちょっとわかりづらいんですが、左側を見てみて下さい。

 

驚異の生乳95%使用!!

 

天文学的数値です。反則です。ミルクモンスターです。
前回、私の中でのコーヒー牛乳の好みは「ミルク感」という要素が第一条件で、実はそれが生乳の使用割合という要素で数値化されているということを書きました。
それが95%って・・・今まで見たなかで圧倒的に高い数値です。むしろ生乳以外の要素が5%しかないのに、コーヒー牛乳として成立して、しかも破壊的に美味いって一体何なんでしょう。因みに、白バラコーヒーは70%です(これでもかなり高い方です)。

そしてこの後、もう1個生乳を90%以上使用しているコーヒー牛乳を見つけました。
あつべつミルクコーヒーほどではないものの、やっぱり白バラよりもおいしいと言わざるを得ませんでした。

 

でも、この2つのコーヒー牛乳には生乳を90%以上使っていること以外にも、もう一つ共通点があって

でもお高いんでしょ!?

はい、高いんです!

 

あつべつなんて、このサイズ(180ml)で白バラの500mlと同じくらいの値段です。
そんなん反則やんけと。
もちろんコーヒー牛乳ではあるんですが、これを白バラや他のコーヒー牛乳と同じ土俵に乗せて戦わせるのは、ちょっとフェアじゃないんじゃないかと考えました。
吉野家の牛丼と松屋の牛めしを比べてる時に「いや今半の方が美味いでしょ!」と言われたらひっぱたきたくなりますよね。そんな感じ。
一昔前にシリアルのCMで「ご飯にする?パンにする?」と選択肢を提示しておいて、「私はフルーツグラノーラにする!」というのがありました。
いやそんなん反則やんけと。そんな感じ。

ということで、先ずは金額の条件を設けることにしました。すなわち、

100ml当たりの金額が60円以下(税抜)であること。

白バラコーヒーを基準に考えると、200ml当たり100円で売っています。
つまり100ml当たり50円です。まあ10円までは多少高くてもいいのではないかと。
そんなざっくりした感じです。

そしてもう1つ。

原則として生乳50%以上使用であること。

美味しいコーヒー牛乳を見つけることももちろん大切ですが、よっしゃ!コーヒー牛乳研究したるぜ!となるに際してやりたいことは、それぞれの商品の傾向を知って分布を作ることです。
そうすると、分布に載せることがあまり望ましくないもの(要はハズレ)を含め、片っ端から調べていたのではなかなか進みません。実際、コーヒー牛乳って世の中に思いがけないほどたくさん種類があるんです。
その中で、生乳50%以上の条件を設けておけば、地雷を踏む確率がかなり減るんじゃないかと思いました(逆に言えば、美味しいコーヒー牛乳を見つける際の基準として使えるかもしれません)。

 

さて、

1.100ml当たりの金額が60円(税抜)以下であること
2.生乳を50%以上使用していること

という2つの条件を設定しました。
ここからはこれらに該当するコーヒー牛乳を個別に紹介しつつ、甘い⇔苦い、こってり⇔あっさりという軸を使って分布を作ってみようと思います。
では早速!

 

1.白バラコーヒー

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コーヒー牛乳にハマるキッカケとなった偉大な飲み物。鳥取代表。
生乳は70%使用で、牛乳の味がしっかりしつつすっきりしているという、おいしい牛乳独特の味がする。そのせいか、味付けがかなり甘めにもかかわらず、さっぱりしているのが特徴。
関東圏では成城石井で手に入ります。上の条件内であれば暫定1位。もう大好き。結婚してください。

2.酪王カフェオレ

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福島代表。生乳50%以上使用。
こちらも白バラと同じくかなり甘めの味付けですが、こってりとした印象。濃厚なコーヒー牛乳が飲みたい人にオススメ。
NEWDAYSで手に入ります。ちなみにいちごオレも売っていてそっちも濃厚で美味しいです。

 

3.らくのうマザーズ

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熊本代表。牛乳54%使用。
甘さひかえめで白バラよりもさらにすっきりしている感じ。苦みも少しあります。白バラと同じく嫌らしくないミルク感がします。
JR駅構内の自販機で売っています。駅によって売っているところと売ってないところがあるので鋭意調査中。山手線は売っている確率が高い気がする。

 

4.高千穂カフェ・オ・レ

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コンビニでも結構見かけます。見たことある人も多いんじゃないでしょうか。
実はコイツ、侮れません。だって驚異の75%使用。さり気なく白バラ超えてます。
味の方は酪王に近い感じ。甘くまったりと印象です。最近、青い帯の紅茶オ・レが出ましたがこれもまた美味いんだわ。但し、ちょっと高いです。

 

5.共進ミルクコーヒー

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すいません、こいつだけ特別枠です。
実は、生乳の使用率が50%以上という要件を満たしてないんですが、これを設定する前に出会ってしまい、美味しかったので入れることにしました。なめらかで牛乳感がすごいんです。ちょっと甘めの味付け。成城石井で手に入ります。

6.よつ葉ミルクコーヒー

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北海道代表。生乳50%使用です。
今までとはちょっとテイストが違って、ミルク感は割としっかり感じられながら「コーヒー」の方もちゃんと主張してくる感じです。甘さは抑えめに苦みを少し感じます。大人の味。
こちらも成城石井に購入しました。

 

7.べこの乳発 コーヒー特急

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福島代表その2。生乳85%!出ました!
値段もそれなりです。ただ、すいません。ちょっと自分の好みとは違いました。
さすがに牛乳はしっかりと感じられるんですが、それ以外の要素がどうもぼんやりしているというか、甘くもなく苦くもなく同じ福島代表でも酪王の方が好みかなという感じです。かなりのレアキャラで伊勢丹でたまたま手に入れました。
あとごめんなさいネーミングがちょっとアレな気がしますほんとごめんなさい。

 

8.木次ミルクコーヒー

 

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白バラの故郷のお隣、島根県代表です。
生乳60%使用。いい感じです。
ただちょっと淡泊ですね。全体的に白バラをちょっとずつあっさりさせたような感じです。
こちらも相当なレアキャラで、学校の近くのスーパー(名前を忘れる)で見つけました。

こんな感じで随時更新していこうと思います。
次は5個くらい集まったらやろうかな。

では最後に、直筆のキッタナイ分布図を載せて締めようと思います。こちらも随時更新予定。

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喜多方なぞの公園

こんにちは。

今回は公園写真特別編です。

 

というのも、先日わたくし、喜多方へ行ってまいりました。

何といっても喜多方はラーメンで有名な街ですので、
ラーメンラーメンラーメンソースかつ丼ラーメンという冗談みたいな食生活をしてまいりました。

 

 

でまあ、初日ですよ。
喜多方の街に着いてラーメン屋を血眼になって探しながら街を何となく一周し、
あわよくば公園なんかあったらいいなあ、無いかなあ、いや無いよなあ、まさかなあ・・・

 

 

 

 

 

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ありました。

 

 

これはもう、ハントしないことには喜多方に来た意味が無いというか、生まれてきた意味が無いというか。無心にiPadのシャッターを押しまくりました。

後に私がiPadを構える姿を見た友人によれば、
「彼の姿はまさに狂える狼のようだった。カメラ越しに対象を見据えるその眼は修羅のような迫力と菩薩のような張り詰めた静謐さが同居し、シャッターを切ろうとするその親指には神々しささえ滲んでいた」ようです(※一人旅です)。

 

始めに言っておくと、この公園、名前が見当たらないんですよ。
看板らしきものを探したんですけど、見つかりませんでした。

ということで、タイトルは便宜上「喜多方なぞの公園」にしてあります。

 

 

 

では入り口から見ていきましょう。

 

 

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いい感じに年季の入った柵、どうやらイチオシらしい赤丸、後ろにたたずむ怪しげな街灯、さらに後ろにぼんやりとそびえる山。
やっぱり普段の公園とは趣が違います。期待できそうですね。
 

 

 

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全景はこんな感じ。広いです。
緑もたくさんあります。
前回のもみのき公園ほどではないですが・・・
いやまあ、あれは特殊というかもはや緑の悪魔というか

 

先ず不思議な印象を受けたのは、どこからどこまでが公園なのかがイマイチ判然としないんですよね。
私が普段目にする公園は、植え込みやら塀やら何らかの遮蔽物で境界をはっきりさせているんですよ。
でもこの公園は、左側の木はまばらで境界としての役割はあんまり果たしていない感じだし、右奥なんていきなり民家が来てるし、とても自由です。

公園というか、もはや遊具が充実している空き地のような趣です。

 

 

ではちょっと遊具を見てみましょう。

 

 

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これは滑り台ですね

 

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こっちがブランコです。

 

遊具としての花形は手堅く押さえてありますね。
こういう三原色を使った、遊具のお手本のような配色って久しぶりに見た気がします。
レトロと言ってもいいかもしれません。

 

もう少し見てみましょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

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はい、来ました!ペリカンさん!

 

やっぱり動物系の遊具は外さないですね!
いつもお世話になってます!

こんなにずっと口を開けていたら、口の中が渇いてしまいますよ。
あ、蛇口が刺さってるから大丈夫か・・・失礼。
それにしても、もう1つの蛇口の配置がいいです。

この取って付けたような感じ。

 

取り合えず反対側だし、尻に差しとけみたいな感じ。
ちょっと羽を伸ばして蛇口を囲んでみるとか、
僭越ながらもう少しフォローしようがあるんじゃないかと思ってしまう。
でも、この投げやり感が愛おしいですね!

 

あとはこれ、謎のハリボテとイス型の遊具。

 

 

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ところどころに空いてる穴は、くぐって遊ぶことを想定してるんでしょうか。

 

クグレカス!

 

 

はい、気を取り直して・・・

正面にありますのが、水場のような何かになっております。

 

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どうでもいいことですけど、左奥にあるベンチが妙に低い気がする。
子どもが座ることを想定してるのかな。

 

 

ここまででもかなりボリュームがあるんですが、街灯がね、いい味出してるんですよ!
それも2つ、充実してますね!街灯完備。

 

先ずはこれ、かわいい感じの街灯。
デザインもちょっと昔っぽくていいです。

 

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そしてこれ!

 

 

 

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この街灯はポイント高いですよ!
冒頭で少しだけ載せたあの街灯です。

だってデザインが公園用の街灯じゃないでしょ!
多分これ、商店街の道路脇とかに等間隔で生えてるやつですよ。

そして、どうしても目に入ってしまう「寿司おお多」

あーたね、公園っていうのは「公」の園で、かように「おほやけ」の場所で特定の商店を宣伝する設備というのはいかがなものかと思いますよ・・・
とあらぬ心配を抱く訳ですがそこでふと、どこかを境にして公園ではなくなっているのではないか、いやもしかたらここはそもそも公園ではないのではないか、その証拠に看板だって無いぢゃないか!とか様々な可能性に思い至る訳です。

こういうイメージをかき立てるというか、何らかのストーリーを想起させるところがいいですよね。はい、今いいこと言った!

 

ついでに言ってしまうと、この2つの街灯は配置の仕方が面白くて、
脇ではなくて割りと中途半端なところにぽつんぽつんと立っているので、存在感が際立ちますよね。お前ら!普通の街灯よりもずっと輝いてるよ!

 

とまあこんな感じで、遊具ありペリカンあり水場あり街灯ありで盛りだくさんの公園だったと思います。
しかも敷地が広いので、レイアウトがせこくないんですよね。
他にも、遊具の色合いとか、周りの風景とか、色んなところから普段の公園とは違うことを感じられるところだったと思います。

戦闘力 1,200,000

 

では、ご清聴ありがとうございました。

 

もみのき公園

今回は公園写真です。

 

何というか、ほら、何事にもオンリーワンみたいな立ち位置ってあるじゃないですか。
通常の比較基準では評価不能であるにもかかわらず、独特の世界観と地位を確立しているみたいな。

そうですね、例えば武器で言ったら鎖鎌、歌手で言ったら中島みゆき、日本で言ったら京都、ラーメンで言ったら蒙古タンメンみたいな・・・はい、とんでもなく乱暴な例えでした。

 

えっと、要するにですね、今回は、そういうポジションの公園を見つけちゃいましたよ!という話なんです。

ということで、もみのき公園、行ってみよう!

 

 

今回も舞台は吉祥寺です。

 

いい街ですね。何回行っても飽きないというか、見るところがたくさんあって魅力的です。

 

で、まあいつも通り、なんか公園がありそうな細い道をうろうろしていると、気になる銀色のポールが・・・

 

 

 

 

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あ、見つけたぞ!

 

 

と思って近づいていきます。
でも何やらちょっと変わったご様子。地面が妙にアースカラーに満ち溢れているような・・・

アースウィンド&ファイアというかアースミュージック&エコロジーというか

 

 

ごちゃごちゃ言ってないで外観行きましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ついでにこれも

 

 

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ん!?

 

 

いや、きれいだよ。きれいだけどさ、でもこれって・・・

 

 

公園なんすかね?

 

 

いや、公園ですよ!
公園ですとも!
ほら、看板を見てごらんなさい。

 

 

 

 

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ん!?

 

 

こいつ、どっかで見たような・・・

 

 

 

 

 

 

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B N G !

 

棒 人 間 !

 

そうです。
第5回に紹介した、同じく吉祥寺にある、中道公園の看板で明るい笑顔を振りまいてお料理片手にお洗濯していた、あのBNGです。
中道公園では看板がブルーベースでしたが、今回はグリーンがベースになっています。
マイナーチェンジというやつですね。
やっぱりほら、パターンが同じになってしまうと、ユーザーを満足させることができないというか、変化をつけて長く楽しんでもらえるような工夫をしていかないと。
公園の涙ぐましい企業努力が垣間見れますね。

 

 

 

いやまあ、それはさておきさあ、

やっぱりこれ庭だろ!

 

 

も「いいさ、そうやってアタシを庭扱いするなら勝手にしな」
A「悪いがアンタはどう考えても庭だ。その証拠に遊具の一つもないじゃないか」
も「何だ、遊具かい。そんなんもの見たいのか。あるよ!アタシの疑いが晴れるならいくらでも見せてやるわ!」

 

 

くらえっ!(逆転裁判風に)

 

 

 

 

 

 

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こやつ、とんでもない隠し玉を持ってやがりました。

いやこれたまらんですね。
この存在感というか異物感というか。

緑豊かで牧歌的な公園に突如飛来した宇宙人のような滑り台。
懐石料理の途中でいきなりスニッカーズが出てきたような困惑を覚えます。

その証拠にほら、滑り台の周りは草が生えてない!
影には生えてるだろうが

歴代滑り台部門では間違いなくトップでしょうね。
20代女性が選ぶもう一度乗りたい滑り台3年連続第1位!
公園研究家が選ぶこの滑り台がすごい2年連続ナンバーワン!
滑り台お客様満足度調査において95%という驚異の満足率!
最高級モンドセレクション金賞受賞!

いいですね、もみのき公園。
多くの公園が、やれブランコだ、やれ回転遊具だ、やれバンジージャンプだと、コンテンツの充実にかまけるなか、独自の世界観をひた走るもみのき公園。
我が道を貫く感じが素敵です。

 

最後にもみのき公園を温かく見守る、主の大木(中木くらい)を載せておきましょうか。

 

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はい、ということで、

 

戦闘力 960,000

 

ご清聴ありがとうございました。