絵日記 4/21

ここからどうしようか。

実は、本体が出来上がっていて背景を描かないといけない絵がもう1枚ある。

背景を描くのはもの凄くしんどい。なぜなら背景にはあまり興味が無いからだ。
ただ、背景の有用性というのも分かっているつもりだ。

背景がうまく行けば本体の世界観が一気に深まる。
自分の場合は、あまりやりたくない背景を描いて作品を完成させる原動力は、本体への愛着やこだわりにある。

本体が描きあがってから時間が経って熱が冷めてしまったり、本体自体がそこまで気に行ってなかったりすると、なかなか背景を描く気力が湧かなかったりする。

しかも、描きかけの絵が2枚もあると精神的にも何となく落ち着かない。
完成させるのか、させないのか、方針が決まらないと、いつまで経ってもだらだらと進めてみたりして、止めどころが分からなかったりする。

他のことをやっている時にも、どこかで「描かないといけないのかなあ」という思いがのこり、いまいちスカッとしない。


完成後の形がイメージできるような並べ方をしたい。
そうすると、紙幅が大きくなる割りに無駄なスペースが結構できてしまう。

ぐちゃぐちゃ考えているうちに一つアイディアを思いついた。
もともと背景(を描くことになる紙)の形は、四角形でなくてもいいのではないかと思っていた。

それならば、この怪人と同じような形にしてしまったらどうか。
ちょっとやってみよう。

outa.waruagaki
都内在住。2016年2月までタイに2年半在住。絵を描いたり、街灯のことを書いたり、散歩したり。

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