今回は公園写真です。
何というか、ほら、何事にもオンリーワンみたいな立ち位置ってあるじゃないですか。
通常の比較基準では評価不能であるにもかかわらず、独特の世界観と地位を確立しているみたいな。
そうですね、例えば武器で言ったら鎖鎌、歌手で言ったら中島みゆき、日本で言ったら京都、ラーメンで言ったら蒙古タンメンみたいな・・・はい、とんでもなく乱暴な例えでした。
えっと、要するにですね、今回は、そういうポジションの公園を見つけちゃいましたよ!という話なんです。
ということで、もみのき公園、行ってみよう!
今回も舞台は吉祥寺です。
いい街ですね。何回行っても飽きないというか、見るところがたくさんあって魅力的です。
で、まあいつも通り、なんか公園がありそうな細い道をうろうろしていると、気になる銀色のポールが・・・
あ、見つけたぞ!
と思って近づいていきます。
でも何やらちょっと変わったご様子。地面が妙にアースカラーに満ち溢れているような・・・
アースウィンド&ファイアというかアースミュージック&エコロジーというか
ごちゃごちゃ言ってないで外観行きましょうか。
ついでにこれも
ん!?
いや、きれいだよ。きれいだけどさ、でもこれって・・・
公園なんすかね?
いや、公園ですよ!
公園ですとも!
ほら、看板を見てごらんなさい。
ん!?
こいつ、どっかで見たような・・・
B N G !
棒 人 間 !
そうです。
第5回に紹介した、同じく吉祥寺にある、中道公園の看板で明るい笑顔を振りまいてお料理片手にお洗濯していた、あのBNGです。
中道公園では看板がブルーベースでしたが、今回はグリーンがベースになっています。
マイナーチェンジというやつですね。
やっぱりほら、パターンが同じになってしまうと、ユーザーを満足させることができないというか、変化をつけて長く楽しんでもらえるような工夫をしていかないと。
公園の涙ぐましい企業努力が垣間見れますね。
いやまあ、それはさておきさあ、
やっぱりこれ庭だろ!
も「いいさ、そうやってアタシを庭扱いするなら勝手にしな」
A「悪いがアンタはどう考えても庭だ。その証拠に遊具の一つもないじゃないか」
も「何だ、遊具かい。そんなんもの見たいのか。あるよ!アタシの疑いが晴れるならいくらでも見せてやるわ!」
くらえっ!(逆転裁判風に)
こやつ、とんでもない隠し玉を持ってやがりました。
いやこれたまらんですね。
この存在感というか異物感というか。
緑豊かで牧歌的な公園に突如飛来した宇宙人のような滑り台。
懐石料理の途中でいきなりスニッカーズが出てきたような困惑を覚えます。
その証拠にほら、滑り台の周りは草が生えてない!
影には生えてるだろうが
歴代滑り台部門では間違いなくトップでしょうね。
20代女性が選ぶもう一度乗りたい滑り台3年連続第1位!
公園研究家が選ぶこの滑り台がすごい2年連続ナンバーワン!
滑り台お客様満足度調査において95%という驚異の満足率!
最高級モンドセレクション金賞受賞!
いいですね、もみのき公園。
多くの公園が、やれブランコだ、やれ回転遊具だ、やれバンジージャンプだと、コンテンツの充実にかまけるなか、独自の世界観をひた走るもみのき公園。
我が道を貫く感じが素敵です。
最後にもみのき公園を温かく見守る、主の大木(中木くらい)を載せておきましょうか。
はい、ということで、
戦闘力 960,000
ご清聴ありがとうございました。