千駄ヶ谷三丁目遊び場

今回から新しい企画を始めたいと思います。
何をするかと言うと・・・

公園の写真を撮ってひたすら載せます

以前から公園には不思議な魅力を感じていて、まだ上手く言葉には出来ないんですけど、公園という空間が周囲から切り離された独自の空間を形成しているところに惹かれます。そこだけ異質な存在感を放っているというか。

私が魅かれる公園は、周りとの落差も大事な要素になっていて、日比谷公園や代々木公園のように、公園自体が辺りの空間を支配しているようなファンタジスタではなく、地味であればあるほど面白いです。住宅街にひっそりとたたずんでいる方がきゅんと来るんじゃないかと思っています。

では前置きはこの辺にして、第一弾を載せてみたいと思います。
千駄ヶ谷三丁目遊び場。

1.外観

DSC_0606

 

住宅街になっていて緩い下り坂を降りていくと(うろ覚え)、ぬっと現れます。
初対面の瞬間です。好感触ですね。
そして、敷地全体が三角形になっていることに気付きます。
これは珍しい。
初回から珍種に出会えてうれしい限りです。

2.看板

 

DSC_0605

落書きが少し残念です。
「公園」ではなく「遊び場」と名乗っているところに趣を感じます。
「いやあ、私なんて、公園なんていう大層なもんじゃないんで、遊び場を名乗らせてもらってます。」という朴訥な人柄が伝わってきます。

3.詳細

DSC_0607

 

中身はベンチと滑り台という至ってシンプルな構成。潔さを感じます。
それだけにベンチに取り付けられた仕切りの存在が際立ちます。
エッヂが効いてますね。

4.総評

写真だとあまりお伝えすることが出来ませんでしたが、住宅街からそろっと現れる感じがツボでした。そして滑り台とベンチというベーシックで地味な構成。
基本のポイントを押さえている一方で、全体が三角形という意外性と「遊び場」というハイセンスなネーミング。かなり高評価です。

戦闘力530,000(これ次回以降もやるんでしょうか)

ご清聴ありがとうございました。

outa.waruagaki
都内在住。2016年2月までタイに2年半在住。絵を描いたり、街灯のことを書いたり、散歩したり。

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